搾乳業者(北海道中川郡)の導入事例
15年以上ご愛用の酪農家さんの事例
搾乳業者様 - 北海道中川郡本別町
北海道中川郡本別町の酪農家6戸に設置し、農家の人から聞き取りした内容報告 2007/7/10
A酪農家 約100頭規模(内搾乳60頭)
ここはいろいろ研究熱心な家系で、お父さんはバーンクーリナーの途中に廃油を点滴状に落ちる装置を作り、普通の耐用年数の倍以上持たせたり、コンパクトベーラーを考案したりした方で、現在の経営者とともに今尚いろいろ考えておられます。G7を持ち込んだらすぐに水やお酒を通して味の変化を確認されていました。水は湯冷ましの水のように感じ、酒はまろやかな味になったとのこと。
H15年10月29日の昼間に牛舎の中に設置。(牛舎内で使う水に対応できるよう)
その日の夕方の搾乳からいろいろの変化が起きた。
「G7を持ち込んだら水は湯冷ましの水のように感じ、酒はまろやかな味になった」…
- 今まで搾乳作業中ボイラーは一度もとまらなかったのが、一定の温度になると止まるようになり、温度が下がると動き出すようになった。~経費の節約
- 子供たちが搾乳の手伝いをしてくれている中で、お湯で乳房を拭くのに今までのようにお湯に手を入れてもビリビリしなくなったとの声。(手伝いが楽になった)
- 水の味が変わったせいか、牛が牛舎内のウオーターカップの水しか飲まない時期があり、外の運動場で乾牧草などを与えていて外の水のみ場で水を飲まないと餌を食べてくれないのではと心配した時期があったが1ヶ月ぐらいして外の水も飲むようになった。
- 体細胞の多い牛が一時期以前より悪化し、その後何もしないでおいたらしこりがなくなった。今までより早い回復状態。いつも薬を使わずに他の牛の搾乳中に搾りすてをする対応。
- 経営者は毎年10月ころより手があれ、ひび切れ状態が3月くらいまで続き、ゴム手をはいて、ひび切れの手で頑張っていたのですが、今回設置したとき、そういうこともなくなり、すごく感謝されています。
- 毎日大きな鍋で牛乳を沸かして飲んでいますが、今まで子供たちは市販の牛乳を買って飲んでいたのがこれを設置してしばらくしてから我が家の牛乳しか飲まなくなった。
- PTAの集まりで牛乳の消費拡大の意味も含めてお茶の代わりに牛乳をと、何人かの酪農家がいるので交代で牛乳を持ち込んだところ、A宅の牛乳が好評で、さらさらして牛乳くささがなく飲みやすいとの事、Aさんもにっこり。
- 時間が経過して感じることとして。牛の毛づやが良くなった、お産による事故がほとんどなくなり(もともと介助はしない自然分娩)獣医を呼ぶことがかなり少なくなった。受胎が良くなった。何よりも平均で1産くらい分娩回数が伸びており、乳量も減っていない。
- ウオーターカップのぬめりがなくなったので、夏場の掃除もごみをよけるだけで楽になった。
- Aさんが風邪をひいたとき、自宅の水ではのどに薬が引っかかり何としても飲めなかったのが、牛舎に来てこの水で飲んだら普通に飲めた。何回も同じ経験をしており、飲みやすい水との評判。
B宅 約130頭(内搾乳70)
牛舎の中に設置。毎日バルククーラーから抜いた生乳を飲んでいた奥さんが約1週間で牛乳の味が変わったことに気づき、後日担当が伺ったときの一声、「こんな物をつけただけでさらさらの牛乳に変わられたら、私の長年の努力は何だったんだと思う、悔しいとすら思う」といわれました。
B宅の主人は、自宅の牛乳を飲むと腹が張るので、会議に行くことが多い関係から数十年飲んでいないとのこと。担当と一緒に生乳を飲んで一言「うちの牛乳こんなに飲みやすかったのか?」奥さんいわく「こんなに美味しくなってから言っても遅い」。
糞尿の臭いはもともと少ないところですので、主人いわく変化はわからないが牛は調子がいいし牛乳がうまいといっています。
C宅 約70頭(内搾乳36)
牛舎の中に設置。水の感じが柔らかくなった。牛が良く飲む、乳量が増加、受胎もいいようだ、ウオーターカップのぬめりがほとんどなくなった。等など
D宅 約150頭(内搾乳65、和牛30)
住宅と牛舎の両方に仕えるように設置。搾乳最盛期の乳房炎がなくなった。受胎も良いようだ、そういえば獣医の呼ぶ回数も減った等等。
E宅 約150頭(内搾乳100)
両方に使えるよう設置。すぐにウオーターカップのぬめりがなくなった変化があった。設置後翌日から母親が体が痒いと言い出し心配したが、1週間でかゆみが取れその後健康そのものとのこと。水にEM菌を混ぜていることもあってか堆肥舎の臭いも少ない上にこの水にしてからドロドロが流れなくなった。
F宅 約160頭(内搾乳60、育成50、黒毛親25、黒毛子牛25)
ウオーターカップのぬめりはすぐになくなった。牛乳がさらさらして飲みやすくなった。糞尿の臭いが気にならなくなった。乳量は増えてきてるが、いろいろあって受胎率は目だって変化はないと思う。などなどまだまだ経過観察中とのこと。
G7を設置する1年前とその後の毎年のデーターを比較してみますと、平均して乳量は増加傾向にあり、脂肪は多少下がり気味、無脂固形分は増加傾向、体細胞は多少下がり気味、生菌数は減少傾向と見えます。
各農家共通して牛乳が生くささがほとんどなく、さらさらして飲みやすい、市販の牛乳がだめな人もこの牛乳なら飲めるといってくれます。お菓子店に試験的に製品に使ってもらったところ、味の切れがよくカスタードクリームに良く合うそうです。以上今までの経過を簡単に報告します。
平成19年7月10日
北海道本別JA管内の浜名牧場・高橋牧場・万川牧場・石井牧場を紹介致します。
浜名牧場 浜名憲昭さん(本別東中)
高橋牧場 高橋好則さん 本別活込
方川牧場 方川一郎さん 本別負箙二
石井牧場 石井昭則さん 本別押帯
各牧場の皆さんの体験談です。
- ウオーターカップヌメリなし
- ボイラーを目一杯使っても、湯が充分供給される
- 牛乳(原乳)がにおわない、サラッとしている。
- アンモニア臭が殆どしなくなった。
- 堆肥も悪臭がない、腐敗臭でなく発酵臭。
- 手荒れがなくなった。
- 牛の毛並みがよい、元気。
- 種どまりが良い。
他にも沢山設置されておりますが、諸般の事情でνG7(ニュージーセブン)、アオイ202、SV-MAGを外された方からの情報では、「臭いが以前の様に臭くなった。蚊、ハエが発生。堆肥も臭くなった。」そうです。取り外して改めて製品の良さを再確認していただいております。