健康の鍵はミトコンドリア
地球上の多くの生物は、同じしくみで活動エネルギーを産生しています。太古の昔、わたしたちの祖先が、もともとは別々の微生物であったミトコンドリアを細胞内に取り込んで共生するようになったと考えられています。ミトコンドリアのはたらきといえば、ATPの産生がいちばんに思い浮かべますが、それ以外にもからだの恒常性を保つための様々なシステムに関与しています。
ミトコンドリアを舞台にくり返されるATPの産生システムを「呼吸鎖(こきゅうさ)」と呼びますが、わたしたちが息を吸って取り入れた酸素を利用してエンジンをまわしているのです。わたしたちは食べなくても1週間くらいは生きていられる一方で、息ができなくなるとわずか数分のうちに再起不能に陥りますが、ATPの産生ができなくなって活動が停止してしまうためです。電気自動車のようにエネルギーをバッテリーに貯めておくことができないからです。また、水とミネラル(主にナトリウム)の供給が絶たれると2、3日しか生きていられないのは、わたしたちのからだを機能させる脳や神経系統をはじめとして、一連のシステムが電気仕掛けで制御されているためです。わたしたちが健康診断や臨床検査で脳波や電位図を測定するのはそのためなのです。
また、電子の流れを電流といいます。量子水が電子の動き、はたらきに注目しているわけがそこにあります。
世界的な名水には共通点があります
長寿の水と称されるフンザの水は、氷河乳とも呼ばれ、その白濁した水の特徴は、ミネラルをコロイド状に溶かし込み安定した状態にある、と分析されています…大分大学工学部の研究では、量子水はコロイド粒子を含み、レーザー光にも反応することがわかっています…目には見えない水の分子、それを構成する水素や酸素を成り立たせている量子、素粒子に着目したのが量子水です
量子水を入れてビーカーにレーザー光を照射すると、ひと筋の線となって確認できますが、水道水では現れません…電子顕微鏡で観察しますと、量子水には、0.4~1.81ミクロンの小さな粒子が確認できます。これがコロイド粒子です。いわゆるナノバブルと呼ばれる気泡と考えられます。
ここから先の明日へ
量子水の医学的な検査が加速しています…Dr.インタビューほか掲載しています