見えないけど、確かにはたらくチカラ

子どもの頃の好奇心を忘れないでいよう

子どものころ、窓辺にさす日光がガラスのプリズムを通って、小さな虹のようにキラキラしているのを見て、わー、と声を上げたことがあったでしょう? この、ふしぎだな、何でだろう?という好奇心が見えないものを捕らえる土台のようなものなのでしょう。だから、いくつになっても素朴で素直な気持ちは忘れないでいたいものですね。

ブラウン運動とチンダル現象

水は、いのちに欠かせないものですね。そのいつもは流れている液体の水が、気体(蒸気)へ変化するのは熱源からのエネルギーを吸収して分子の運動が激しくなったからです。ケトルのフタを開けて観察してもしゅわしゅわと泡立つ気泡は見えますが、大部分は液体のままですからそれ以上はよくわかりません。この水に起きている熱運動の変化を証拠づける現象の1つにブラウン運動がありますが、R・ブラウンにより発見され、アインシュタイン博士によって力学的考察が加えられたものとして知られています。
ブラウンは、水の中の花粉の動きを顕微鏡で観察してこの現象を発見しましたが、もう1つ、粒子(コロイド)による光の散乱現象として理科で習うものに「チンダル現象」があります(ファラデーからチンダルへと継承された研究)。

数多くの科学者の、肉眼では見えないもののふしぎを解き明かそうとする努力によって、わたしたちもそのいったんを知ることができますが、わたしたちが取り組んでいる「量子水」の性質がわかる簡単で面白い実験(大分大学工学部、レーザー光による、このレーザーの誘電放射のもととなったのがアインシュタイン博士の光電効果)がありますのでご紹介します。
*詳しい資料はウエルネス公式サイトでご確認ください。

ヒロシのエンジョイケミストリィさんから拝借しました。
大分大学工学部、氏家教室での研究

ビーカーの水にレイザー光をあてても、普通は何も見えません(右)、対して量子水では緑色のラインが観察できます。これは、量子水に酸素などを含む気体がコロイドになって含まれる(ナノバブル)ことを示しています。νG7シリーズの装置は、外部からエネルギーを投入していないにも関わらず、水に作用して変化を起こしていることがわかります。興味深いですね。

詳しい資料はウエルネス公式サイト(大学共同研究)から